FIFAワールドカップ
今日はサッカー日本代表の決勝リーグが日本時間深夜0時に控えている。
目標であるベスト8をかけた大一番だ。
相手はクロアチア。
最新のFIFAランキングは12位だ。
ちなみに日本が予選リーグでジャイアントキリングを果たしたスペインは7位、ドイツはクロアチアよりひとつ高い11位だ。
周知の通り、このようなランキングは多少の判断材料にはなるが、ワールドカップに出場している国においてはあまり意味をなさないことは日本が証明している。
今回のスポーツは特に大番狂わせが多い気がする。
私も小学生の頃から高校3年まで、バスケットボールをしていた。
なのでまがいなりにもスポーツにおいてメンタル、勢いがいかに重要かはわかる。
それは時に圧倒的な技術の差をも跳ね除ける。
強者に向かって、弱者の牙が襲いかかり、止められないうねりとなって押し寄せる。
それに飲まれたら最後、会場も敵となり知らぬ間に蟻地獄の中にハマっている。
それがスポーツにおける勢い、流れ、風と称されるものである。
スポーツをやっていない人でも高校野球を見たことがある人ならば感じたことはないだろうか。
画面越しにも伝わってくる覇気、それをさらに盛り上げるブラスバンド、ジリジリと照りつける太陽。
高校生活の血も滲むような努力と努力がぶつかり合う。
9回から逆転なんて起こることも珍しくない。それも少しの綻びから崩れていくのである。
少々、懐かしさも含めて、スポーツの雰囲気について描きすぎた。
何はともあれ、私の応援があろうがなかろうが全力を尽くして、日本代表は勝利してくれるであろう。
がんばれ!日本!