人間関係

皆さんにとってあまり好みでない人はいるだろうか。

 

それは異性、同性問わず。

私は正直いる。

 

そういった人物と出会った時の対応の仕方は3パターンだと考えている。

①あまり好まないが仲良くする。

②好まないということを全面的に出して全く仲良くしない。

③そもそも関わらない。

 

どれが一番良いのだろうか。

世間一般的な価値観では①が一番好まれるのではないだろうか。

好き、嫌いの好みに左右されず、それなりな関係を築くことの出来るスキルは社会全般において重宝されるだろう。

 

ただ一方で、人生を長い目で見たときに、そのような関係に気を配っている時間は無駄ではないだろうか。

もちろん、付き合っていく中でわかりあえることもあるのかもしれない。

ただ、私の経験上、直感的に合わないと感じた人とそれ以上仲良くなるケースは珍しい気がする。

(ものを買うときに、色々と見ても結局一番はじめに気に入ったものを好きになるのと似ている)

 

とは言えども、自身の見聞、人間としての深みといった部分では様々な価値観の人と関わった方が良いのではないかと思う。

結局、この問いに答えはないのだけれど、私はとりあえず合うか合わないか(たとえ直感的に合わないとしても)わからない状態でも付き合いをしてみるべきだと思う。

 

これは、大元の根拠として、そもそも合う、合わないを定めている価値観そのものが凝り固まったものである可能性が高いからである。

人は気付かないうちに自分の主観によって支配されている。

ような気がする。。。

 

それを打開、広げてくれるのは紛れもない他者でしかない気がするからこそ、あまり選り好みせずに付き合ってみるべきだと考える。

確かに時間の無駄にはなるかもしれない。

ただ一方で、新たな扉がひらけばそれは大きな財産となる。

 

人との関わり方は、それこそ千差万別である。

その人のしたいように、価値観に沿って生きればいい。

ただ、私は「合わない」といった感情だけで、その人間関係を断ち切ってしまうのは勿体のないことだと考える。

 

少なくとも、なぜ合わないのかというところまでは考えた方がいいと思う。

回り回って、それは自己理解につながるからだ。

 

とは言っても、本当にそんなことすら考えることなく関係を持たなくても良いひともいる。

人の悪口が多い人。

ネガティヴな人。(変えがたい…)

人を見下す人。

 

要するに自分にマイナスの影響を与える人とは関わる必要がない。

ただそれも、ある程度付き合ってみないとわからないのかもしれない。

人間関係とはつくづく、煩わしく、そして面白い、趣き深いものである。

 

この文書にはあえて結論はない。

それぞれ思うこと、考えることを共有してくれたら幸いだ。