二兎を追わない者は二兎を得ず
題名を見て違和感を感じる方がほとんどでしょう。
きっとこう思いますよね。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
これが正しい、世間に流通している諺。
この諺には一つのことをやり抜け、贅沢言うな、よそ見するな等々のニュアンスがあります。
しかし、僕はこの諺に意を唱えたいと思います。
たとえ無謀でも二兎を追わなければ二兎を得る可能性は0なのです。
言い換えれば二兎を追って成功する確率は0ではないのです。
先人の経験から帰納法的に産み出されるのが諺なので、とやかく言っても仕方がないのも事実です。ただ、現代人には、この諺が出来た時よりも遥かに多くの可能性と選択肢が与えられています。
士農工商の時代ではないのです。
語弊を恐れずに言えばトンビが鷹を産みまくる時代なのではないのでしょうか。
一方で、可能性、選択肢が多いことが一概に幸せであるかと問われると、それもまたNOだと思います。だからこそ先人の教えに習いながらも、それに囚われすぎずにトライすることが必要なのでしょう。
かの有名なスポーツブランドのキャッチコピーで締めくくりたいと思います。
jusut do it!!!!!!!!